気付きがあるとき、「何だ、ただのロープだ。」とわかります。その瞬間、恐怖は消え去ります。

気付きがあるとき、「何だ、ただのロープだ。」とわかります。

その瞬間、恐怖は消え去ります。

質問

もし私が自分の嫉妬に気付けば、嫉妬は消え去るのでしょうか?

バガヴァン

はい、そうです。

気付きがあるとき、このエネルギーは嫉妬を破壊します。

なぜなら、気付きによって、

嫉妬が利益をもたらさないことがわかるからです。

実際、嫉妬は皆さんをきつく締め付けています。

皆さんのエネルギーを浪費しています。

皆さんは、有能なビジネスマンですから、

自分に有利ではないとわかれば、

相手にとって不利になるようなことをするでしょう。

皆さんが嫉妬に気付けば、それがいかに人間関係を壊し、

エネルギーレベルを損ねているかが、とてもはっきりわかります。

皆さんにとって、何も都合のいいことはないのです。

それを見れば、皆さんは自由です。

ですから、私がいつも話しているように、

そこには時間も必要なければ、

努力も必要なければ、エネルギーも必要ないのです。

私がいつも取り上げる話しとして、ロープを蛇と間違える例えがあります。

最初、皆さんは恐怖におののいています。

そこへ突然誰かが明かりを持ってきます。

明かりに照らされて、それがロープであって、

蛇ではないことがわかります。

この明かりが気づきなのです。

気付きがあるとき、「何だ、ただのロープだ。」とわかります。

その瞬間、恐怖は消え去ります。

時間もかからなければ、エネルギーも使わなければ、努力もいりません。

同様に、怒りや嫉妬があるとき、

気付きは懐中電灯のようです。

懐中電灯をつければ、正確にそれが一体何なのか、

その原因は何なのかがわかります。

そして、それがストーリーを話し始めます。

そしてその嫉妬に関して、完全な真実がわかるでしょう。

いったんその真実がわかれば、

嫉妬がいかに自分を破壊しているかがわかり、

たちまち嫉妬は消えてしまいます。

なぜならマインドは、役立たないことは何もしないからです。

それが、私が皆さんに、

時間もエネルギーも努力も必要ないといっている理由です。

必要なのは気付きです。

この気付きは、ちょっと練習すれば得られます。

それは、ちょうど自転車や自動車の運転を習ったり、

音楽を習ったりするのと同じです。

特別なサダナ(訳注:修行法)が必要なわけではありません。

それは、学校で教えられるようなことですし、

もし、皆さんが自分の子供に教えれば

あっという間に覚えてしまうようなものです。

残念なことに、私たちの社会ではこのことを教えませんし、

これがわかったときには、かなり年をとっていて遅すぎるのです。

それはちょうど、ある種の技能は、年をとってからではなく、

若いときに学ばなければいけないことと同じです。

ですから、これは特殊技能のようなものです。

技能が身に付けば、少しずつですが、

とても自然にしかも簡単に身に付いていきます。

でももし、皆さんがこのことをまだ学んでいなくて、

しかも遅すぎたとしても、

私は皆さんを助ける用意があります。