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我が家の八重桜

学生時代を含め10年間の東京での生活と云うより生き方の見切りをつけ

製陶業を営む義叔父の元に弟子入りし1年たったころ

私の背丈ほどの苗木を登り窯の裏の斜面に植えました。

以来40数年、私は子の八重桜を見続け

八重桜も又一陶芸家として生まれ変わり、砥部の地で生きてきた私を見続けてきたのです。

そして今私達は共に老木・老人となりました。

春が来て満開の花を咲かせると、私は老木に、「よかったね。今年も綺麗だよ」と囁き

老木は私に、「も少し生きてみようじゃないか」と励ましてくれるのです。