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今までずっと自分のために生きてきた

自分が生きるために人を殺してきた

百人 千人 万人の屍の上に僕は立っている

世界は僕のためにある

自分が報われるためなら

僕はなんだってする

何人でも殺す

百人でも 千人でも 万人でも

家族でも子供でも年寄りでも

僕は殺す

僕は地球を丸ごと破壊するし

生きとし生けるものを殺す

でも

たったひとり

たったひとりだけ

殺したくない人がいる

どうしてもどうしても助けたい

好かれなくても

報われなくても

死ぬことになっても

たったひとり

助けたい人がいる

そういう人が存在してくれていてよかった

君がいるから

僕はここにいられる

君を守りたい

たくさんの出会いと別れのあとに

ただそれだけを思う