烏骨鶏のクー (お迎え編)

ウコッケイのクー、2017年5月10日のお迎え。

タイハク飼いの鳥友さんが、厚木の七沢温泉にある観音寺という所にニワトリがたくさんいて、そのお寺の住職さんもタイハク飼いだ、と言っていた。

七沢温泉なんて、ご近所じゃないか!! と、常々思っていた。

彼が休みで、トイレットペーパーを買いに行くついでに、連れてけ と、車を出させた。

カーナビを頼りに、夕方に近い午後に、お寺に向かう。

多少道に迷ったものの、お寺の駐車場に車を入れて境内に行くと、プリケツな鶏たちがモッサモッサとあるいていた。

なんと! お寺にいるのは鳩が定番だと思っていたのに、この寺は鶏なのか!!

なんという天国!! と、参拝もソコソコにニワトリを眺めていると、境内に一台の車が入ってきた。

住職さんでした。

住職と奥さんにお茶とお菓子をふるまってもらい、ニワトリ達の話を聞く。

お寺に居るニワトリ達、全部、保健所で殺処分になるのを引き取ってきた子ばかり。

雄鶏だけじゃなく、雌鶏も、鳥インフルの影響で保健所に捨てられるらしい。

ニワトリは犬猫と違って、引き取り手がなくて殺処分されてしまうから、と鳥好きな住職が引き取っているとのこと。

お寺に引き取られたニワトリ達は、昼間はお寺の庭や裏山を歩き回って、夜は鳥小屋に入れてもらって、自由気ままに暮らしている。

だからあんなに

プリケツなのね なんて話をしているうちに夜になり、ニワトリ達を鳥小屋に入れた住職が、一羽の烏骨鶏を抱かせてくれた。

首に障害があってね、他の鶏たちと一緒に歩かせてあげられないんだ。

逃げられないから、みんなにいじめられてしまうから、隔離しているんだ。

この子は少し手のかかる子だけれど、寺にいても、他の鶏と隔離する以外のケアはしてあげられない。

良ければ貰ってくれないだろうか。

鳥好きな人じゃなければ、この子は託せない。

この子を貰ってくれたら、今、保健所にいるニワトリを2羽、引き取ってあげられるんだ。

住職に言われてしまった(笑)

ええ、抱っこさせてもらって、障害がある子なんだ、と言われた時点で、あ、ヤバイ展開だ、っておもったんだ。

ウチに来る予感がしたんだよ。

ヨーロッパ十姉妹のキャビアの時も、障害があるから鳥好きで鳥を知っている人じゃないと託せないんだ、って握らされちゃって、そのままお迎えだった。

三角関数セキセイたちも、ホームセンターで見かけて、店員さんに、誰か貰って欲しい(チラッ…) ってされて、その場にいた3羽全部、引き取ってきた。

これは同じパターンだな… って。

しかもね、その烏骨鶏を抱いている彼の姿を見て、住職が涙ぐんでるんだよ。

こんなふうに、誰かに抱かれている姿が愛おしいって。

こういうのに弱いんだよ、彼。

二人で顔を見合わせて、ドーする? アナタがお迎えしたいなら… さんちゃんがお迎えしたいなら… と、責任を擦り付けあった結果、なし崩しにウチの子になる事に(笑)

お寺の息子さん(保育園児)に、クビちゃん、ドコいくの? 貰われていくの??

と、何度も訊かれ、

ウチで大事に育てるからね? また連れて来るからね?

と、何度も答えたわ(笑)

帰りがけに、トイレットペーパー、エサ入れ、水入れ、足元に敷くマットを購入して帰宅。

さすがにお寺で呼ばれていた名前、クビちゃん、じゃアレなんで、名前を考えよう、となる。

ウチの鳥達は個性的な名前が多いんだけど、元々の名前もある事なので、クビちゃん→クーちゃん、となる。

そして、ウチの風呂場烏骨鶏になる…

     (病院編につづく、かもしれない)